カクテル

日記

嫉妬

 嫉妬には2種類あるという。一つは、自分より優れている者を羨む感情で、もう一つは所謂ヤキモチである。前者の嫉妬を私は殆どしたことが無い。これは母や友人を見ると少し珍しいことらしい。

 美しい外見の人を見ると、蝶の羽の美しさや精巧な絵画を見たときの感動と同じ気持ちを覚える。嫉妬はしない。それは陸上選手がチーターを見て「自分より速く走れるのが疎ましい。」とは思わないのと同様だ。

 自分と他人は違う個体であることを強く意識すれば嫉妬心は抑えられるのだと思う。ただ、自分が嫉妬しない人間は、他人の嫉妬も分からないので、悪気なく自慢に聞こえる話をしてしまうデメリットがある(気がする)。



ペンギンは、空を飛びたいと思う時はないのかな。